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ダンボールでMZ-2000っぽいのを作る






「IchigoJam」 という子ども向けボード型コンピューターを持っています。
BASICでプログラミングができるのでかなり遊べて面白いんです。
2000円ぐらいで買えます。
詳細はこちらからどうぞ




IchigoJam にはモニターが必要です。
かなり昔に使っていた車載用のヘッドレストモニターが余っていたので再利用します。




液晶モニター部分だけを取り出して、12V電源にて動作テスト。
なかなかキレイに映ります。




キーボードは、これを使用。
ハードオフで、ジャンク品として110円で購入。
かなり汚れていたので分解して清掃しました。




IchigoJam の基本システムとしては、これで完成です。

この形でしばらく遊んでいたのですが。。。




これは、昭和57年(1982年)のパソコン入門テキストの広告ページ。
美しいフォルムの名機「SHARP MZ-2000」の広告です。
私が中学生の頃、憧れのパソコンでしたが、標準価格 218,000円と、
とても買える値段ではありませんでした。


そうだ、これを再現させてみよう!
なんとなく自分で作れそうな気がしてきました(謎)








用意したのは大きなダンボール箱。
ソフトテニスボールが120球入っていたやつです。
こいつを適当に切って曲げて。。。




切断や穴あけは、現物合わせ。
「だいたいこんなもんかな〜」で進めていきます。




ホットボンドでのりしろを接着してなんとなく形ができてきました。





モニターパネル部分には、ダイソーで買ったカーボン柄インテリアシート(110円)を
貼りました。




上下のパーツを組み合わせると、MZ-2000 っぽくなってきた〜〜〜!




この液晶モニターでは、黒い背景に白い文字表示になるのですが、
MZ-2000は、黒い背景に緑の文字表示の「グリーンモニター」なのです。
そこで、いろいろ調べた結果、「暗記用下じき(140円)」を使うと
白い文字が緑色に見えるようになるらしい。




液晶モニターの枠を外して、ちょうどいい大きさにカットした「暗記用下じき」を
液晶パネルの前面に挟み込みます。




いい感じに緑文字になりました。
「なんちゃってグリーンモニター」完成♪




次はカセットテープの加工というか偽装(笑)




ネットで拾った画像をプリンターで印刷して、カセットテープに貼り付けます。
純正テープっぽくなりました。




カセットテープのケースにインテリアシートを貼ります。
これが「見た目だけデータレコーダー」部になります。




モニターパネル部に はめ込めば、データレコーダーの出来上がり。
テープの出し入れ方式も角度だけは本物に似ています。
もちろん、これは単なる飾りです。




角型LEDを3色用意しました。




モニターパネル部分のダンボールに裏側から通して固定します。
ここもホットボンドで固定です。




データレコーダーの動作表示ランプっぽくなりました。
IchigoJam の OUT1〜3 に接続してあるのでプログラムで任意に点灯可能です。




最後はキーボードの着色です。
プラモデル用の塗料(1色約180円×3)を使いました。




ファンクションキーの1〜8をブルーに、9〜12をオレンジに塗りました。




キーボードの外枠部分はブラウンに塗装。
筆塗りはムラができてしまって難しいですね〜




なんとか塗装終了。
乾いたらキーボードを元通りに組み立てます。




ダンボール工作なので、メインボードと電源ボードは適当なダンボール板に固定。
電源ボードは12Vを5Vに降圧させるのに使っています。
たくさんプログラムを保存できるように、秋月電子の「Ichigo ROM」も装着しました。




ダンボールで作った外枠に、モニター、カセット、キーボードをはめ込みます。




IchigoJam のメインボードは、モニターパネル部の中に置いてあります。
裏側のフタを開けるとボードが見えます。

外に飛び出しているコードは、電源コードです。
12VのACアダプターで電源を供給しています。




じゃじゃ〜ん♪
これで「究極のオールインワンダンボールPC MZ-2000 POI 」の完成です。

IchigoJam のプログラミング学習システムとして普通に使用できます。
使わない時は、昭和レトロなインテリアとしても使えます(?)。









どう? 似てる?






(これらの製作・改造等は各自の責任で行ってください。)