ホームパパの部屋>ジャンクラジオの修理



ジャンクラジオの修理





メルカリでジャンクのラジオを買いました。




「突然音が出なくなった」
「新品の電池でも動かない」
という商品です。


同じラジオを既に1台所有しているので
比較しながら修理できると思い購入しました。



購入したジャンク品
ソニー製のホームラジオ ICF-M770V
外観は綺麗です。
発売は18年前の2002年、定価は 11,000円
メルカリでの購入価格は 1,800円(送料込み)でした。





電源コードは一般的なメガネケーブル
とりあえずつないで通電してみます。





あれっ? 電源がちゃんと入りました。
受信も正常に行えます。
但し、上部の選局ボタンが効かないのがいくつかありました。





電池ボックスを開けてみると、かなり汚れています。





入れていた乾電池が液漏れを起こし、端子が錆びてしまったようです。
これで電源供給ができずに、「動作しない」ということになったのでしょう。
これなら簡単に直せます。





分解しま〜す。





見事に錆びてますね。
端子を取り出して磨きます。





綺麗になりました。
反対側の端子も同様に磨き、電源修理はこれで終わりです。





次は選局ボタンの修理です。
タクトスイッチの寿命なので全交換します。
ついでにクリック感が甘い電源ボタンも交換しておきます。





半田ごてを使ってタクトスイッチを外します。
基板のパターンを傷つけないように慎重に作業します。





交換用のスイッチが挿入できるように、パターンに残ったハンダを
綺麗に吸い取っておきます。





S101〜109 が交換対象です。





新しい選局ボタン(S101〜108)は、秋月電子通商で買ったタクトスイッチです。
サイドプッシュタイプ SKHHLPA010 を 8個使います。
1個10円です。





電源ボタン(S109)は、手元にあったタクトスイッチを使います。
ステム高さ 5mm のトッププッシュタイプです。
必要なのは4本リードタイプですが、5本リードタイプしか無かったので1本切断して使いました。





交換用のタクトスイッチ9個を基板に挿入。





半田付けします。
この後、基板をケースに戻して組み立て直せば終了です。





乾電池を入れて動作確認します。





電池駆動OK
選局ボタン全てOK

完璧に動作しました。







このホームラジオ、すごく使いやすいんです。
選局もデジタルで感度イイし、音もイイ。

良い買い物でした〜♪





(これらの製作・改造等は各自の責任で行ってください。)