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浴室テレビの地デジ化





家を建てた時につけてもらった
浴室用アナログテレビ。
パナソニックのGK9AHX600

メーカーHPでは、地デジ化するには
テレビを買い換えるしかないとのこと。
20万円以上かかるみたい。
今回はこれを使います。

デジアナ変換ボックス
AVT-A285


RF出力の地デジチューナーです。
5000円ぐらいで買いました。





浴室テレビの施工説明書から
現状の配線状態を把握します。






浴室の天井裏にアンテナ線があるので
そこに地デジチューナーを設置します。







脚立に登って天井にある点検口へ。

チューナーは簡単に設置できました。
久しぶりにバステレビに映像が出ました。
きれいに映っています。

テレビのチャンネルはVHFの
1チャンネルに固定です。
チャンネル切り替えは付属のリモコンで。。。

予想通り、浴室内からリモコンが利きません。
このリモコンは赤外線タイプだから
チューナーが見える位置に無いとダメ。




ここからが いよいよ電子工作です。

車のキーレスエントリーのように電波リモコンを利用します。
電波式ならチューナーが見えないところにあっても大丈夫。
電波リモコンは、エーモン工業の「多機能リモコンスイッチ」
を使用し、その出力を検知して赤外線を送出するユニットを
作りました。電波リモコンには、3つのボタンがありましたが、
そのうちの2つを使い、チャンネルアップとダウンだけが
できるようにしました。直接のチャンネル指定はできません。







「電波→赤外線変換ユニット」

写真左が電波リモコン送信機
写真上が多機能リモコン受信機
写真下が赤外線送信部

(画像をクリックすると拡大されます)
天井裏へ設置します。

赤外線送信部とチューナーが
対向するように置きます。

リモコン受信機の電源は車のDC12V用
なので、ACアダプターを使いました。
電波リモコン送信機は防水ではないので
真空パックしました。
濡れた手で操作しても大丈夫です。









浴室に穴を開けることもなく、見た目も変えることなく
地デジ化に成功しました。費用も格安です!

赤外線の利用については、過去の経験が活きました。





(これらの製作・改造等は各自の責任で行ってください。)