車速感応ドアロックユニット(以降DLU)取り付け方法
※DLU01の取り付け方法です
適応車種:MAZDA MPV LW5W H12年式 @NAVI
多分、現行を含めて全てのNew MPVに適応できると思います。
(フィールドブレイクはコネクタ・線色が異なる可能性があります)
手順
1 転席足元のアクセルペダル右のカバーを外します。中に緑色の四角い箱(ドアロックリ
レーボックス)があります。これに接続されているコネクターを外し、橙線にDLUの
緑線(ロック)を、白/黒線(細い方)にDLUの青線(アンロック)を、黒線にDLUの黒
線をそれぞれカプラ−で分岐接続します。黒線はどこか適当な場所のボディーアースで
もかまいません。
2 車速信号は、先ほどのドアロックリレーボックスのすぐ上あたりにある16Pコネクター
からとります。ステアリングポスト下方のカバーを外すと見えます。コネクターを一旦
外して緑/赤線にDLUの白線をカプラ−で分岐接続します。(白線の延長は不要です)
3 Pポジションで自動アンロックする場合は、コンビネーションメータから信号をとりま
す。まず、コンソールパネルを外し、コンビネーションメータを少し引き出せば作業で
きます。コンビネーションメータ上面の一番左の16Pコネクタの青/白線がPの時に
12Vとなりますので、この線にDLUの黄線をカプラ−で分岐接続します。Nでアンロ
ックしたい場合は、同じコネクターの黄線にDLUの黄線を接続します。(どちらの場合
も延長が必要です)
4 DLUの赤線をACCまたはIG線にカプラ−で接続します。今回はアンサーバックユニット取
付け時にコンビネーションメータよりキー有りで12Vの信号を既に引いてあったので、
これを利用しました。(コンビネーションメータ16Pの白線)
写真の説明(全ての写真はアンサーバックユニットとキー無し時のみ動作させるためのリレー
が付いた状態のものです)
FIG1 :全体の位置関係を示します。ドアロックリレーボックスとその上方に車速信号を
取出す16Pコネクターが見えます。
FIG2 :ドアロックリレーボックスのコネクターにカプラーで分岐配線した状態です。
FIG3 :コンビネーションメータの16Pコネクターにカプラーで分岐配線した状態です。
FIG4 :ドアロックユニット,アンサーバックユニット,リレーをインシュロックでしば
り、配線を適当にまとめたところです。この上からクッションテープを貼り、ア
クセルペダル右のカバーの中に収めます。
※ 運転席足元のカバーやコンソールパネル、コンビネーションメータの外し方はM‘sさん
のHPに詳しく載っていますので参照願います。
http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Rally/7586/anser2.html
※ MPVでは、ロック,アンロック線はアースで動作するタイプなのでリレーは不要です。
補足
ドアアンロック時にリレーを使って橙線をアースに落とすことで
手動アンロック後も車速が上がれば再度ロックします。