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盗難防止用ダミーランプ


セキュリティ装置が作動しているように見せるためのランプを作りました。市販品にも同じようなものがありますが、簡単な回路なので自作してみました。

ここがポイント!
★高輝度LEDを点滅させるだけの回路ですが、部品点数を減らすためにワンチップマイコンPIC12C509Aを使用しました。マイコン使用のおかげでLEDの点滅パターンをソフトウェアで設定できるようになり、市販品とは一味違った点滅パターンを作ることができました。
★電源の取り方ですが、この装置は車のエンジンが停止している時にのみ動作しなければなりません。そこで装置のプラス側は車の常時電源へ、装置のマイナス(グランド)側は車のIG線に接続しました。これにより、エンジンがかかっている時には常時電源とIG線はともに12Vとなり装置は動作せず、エンジンが停止するとIG線が0Vとなり装置は点滅動作を開始します。
★高輝度LEDには電流を約20mA流して点灯させていますが、点灯時間が短いので、平均消費電流は約3mAです。

点滅パターン


回路図


ワンチップマイコンを動作させるためにS81350HG(5Vレギュレータ)を使用しています。マイコンからの出力は電流制限抵抗(220Ω)を通して高輝度LEDへ接続しています。

アセンブラプログラムリスト
拡張子を.asmに変更してMPLABにてコンパイルしてください。

●後日談●

ハンドル下の取り付け位置では夜間でも全く見えませんでした。
現在ではAピラーの下に移設しました。ここならハッキリ見えます。

(これらの製作・改造等は各自の責任で行ってください。)