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カーテシスイッチ修理




いつの間にか運転席ドアを開けてもルームランプが光らなくなりました。
カーテシスイッチを指で押してガチャガチャやってみると正常に戻ります。
とても不安定な状態なので、分解してカーテシスイッチを修理します。


ドアが当たる部分についている、ゴムで覆われたスイッチがカーテシスイッチです。




ゴムをめくるとボルトが出てきますので、これを緩めます。



ボルトを外すとカーテシスイッチが車体から外れます。
コードは1本だけ出ています。




車体についたままだと作業しにくいので、コードを切断して作業室に持ってきました。
写真はゴムを外した状態です。




分解する為には、矢印の溶着部分を切る必要があるのでニッパーでカットします。
カットした欠片は再溶着時に使うのでとっておきます。




分解しました。
全体的に汚れていますので、お掃除しましょう。




接点部分には、接点復活材を吹き付けて、綿棒でこすりました。
銅版の光沢が蘇りました。




分解した時とは逆の手順で組み立てます。
プラスチックと金属の再溶着は、半田ごてで加熱して行いました。
組み立てができたら、テスターで導通テストをします。
通常時に、金属部とコード内の芯線の抵抗がゼロになればOK。
スイッチを押せば抵抗が無限大になります。




車体に戻します。
切断したコードはギボシ端子を使ってつなぎました。




修理完了。
ルームランプも光るようになりました。









新しいカーテシスイッチは新品購入でも1000円ぐらいらしいです。
ゴムが切れてしまっているような場合は新品交換が良いでしょう。






(これらの製作・改造等は各自の責任で行ってください。)