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オルタネーター交換修理




2023年8月14日、娘が埼玉に転勤になり、引っ越しの手伝いをしている時でした。
埼玉の見知らぬ地にて、走行中に警告灯がいろいろ光りだし、パワーダウン。
なんとか路肩に停車させたらエンジンが止まり、再始動できなくなりました。

実は、出かける前から嫌な予感はしていたんです。。。
半月程前から、エンジン音に「むぅ〜〜ん」という異音があり、
遠いところに行ってトラブルになったら嫌だな〜って思ってたら
案の定、見事にその通りになってしまいました。。。



JAFを呼んだら15分ぐらいで駆けつけてくれました。
ジャンプスターターをつなぎ、セルを回したらエンジンが始動。
一緒にいた妻と娘は「直った〜」と喜びましたが、いやいや、まだまだ。
ここで、バッテリーの端子電圧を計ったら8Vぐらいしか出ていません。
「オルタネーターの故障ですね〜」とJAFのお兄さん。




原因はわかったものの、今日は8月14日、お盆休みのど真ん中。
ディーラーも修理工場も全てお休みです。
JAFのお兄さんは「15kmまで無料でけん引できますけど、どうしましょうか〜」と。
茨城の自宅まで約130km、どうしよう。。。。。




悩んだ末、娘の引っ越し先のアパートの駐車場までけん引してもらうことにしました。




とりあえず、娘のアパートの駐車場に車を置いて今後の方針を考えます。
お盆休みが明けるのを待って、近くの修理工場まで再けん引してもらおうかなぁ〜〜
と最初は考えていましたが、ここで私のDIYの血が騒ぎだすことに。(笑)
オルタネーターを交換すれば直るのだから、頑張って自分でやってみよう!

というわけで、動かないノアは埼玉に置いて、娘の車をしばらく借りて
茨城の自宅まで帰ることにしました。



地元のいつもお世話になってる修理工場でオルタネーターのリビルト品を手配してもらいました。
休み明けの8/17に注文して翌日には入手できました。
価格は、28,000円 。
交換作業の手順や必要な工具についても修理工場で詳しく教えてもらいました。




トラブル発生から6日後の8月20日。
借りていた娘の車で高速道路を2時間走ってまた埼玉にやってきました。
ボンネットを開けて、「さぁ、やるぞ」と不思議な気合を入れます。




まずは空になってしまったバッテリーを外します。
そうすると壊れたオルタネーターがよく見えるようになりました。
取り外し作業開始です。





ケーブルを外してから、固定ボルト2つと調整ボルト1つを緩めてオルタネーターを外します。
外すのは意外と簡単でした。
写真は外した後の状態です。




新しいオルタネーターと壊れたオルタネーター。
237,000km も走ってくれたオルタネーターとはここでサヨナラです。
約25年おつかれさまでした。




新しいオルタネーターを据え付けました。
ベルトのテンションも、元のテンションと同じぐらいになるように調整しました。
取り付け作業も意外とスムーズでした。




家から持ってきた充電済みのバッテリーも設置して、エンジンをかけます。
元気よく「ぎゅるぎゅるぎゅる〜」とエンジンが回りだしました。
バッテリーの端子電圧は14V出ました。ちゃんと充電しています。
やった〜〜〜大成功〜〜〜




埼玉からの帰りは、一般道でゆっくり茨城まで帰ってきました。
エンジンが止まることもなく、異音も無くなり、気持ちのいい4時間の運転でした。









この車のオルタネーター交換の難易度はあまり高くないと思います。
準備と予習をしっかりやれば、意外と簡単にできます。

ここ数年の、車の使用頻度が低いとバッテリーがすぐに弱くなる現象や
夜間のアイドリング時にヘッドライトが少し暗くなる現象も
この、オルタネーター劣化が原因だったみたいです。







(これらの製作・改造等は各自の責任で行ってください。)