マスタースイッチからロック線・アンロック線を取り出す方法
(MC後エスティマ R30・40系)
(MC後エスティマハイブリッド R10系)
(オーパ T10系の一部)
マスタースイッチを車から取り外す
ネジ3本を外す。
外周部の爪を外して分解する
※静電気に注意しましょう。「パチッ」と放電するとICが壊れます。
パーツごとに分ける
内部の回路基板を取り出す。
赤い丸印のところが信号の取り出し位置です。
※静電気に注意しましょう。「パチッ」と放電するとICが壊れます。
この様なコードを用意します。
先端が細いコードで途中から太いコードにつないでいます。
細い部分は7cmぐらい必要です。
細いコードは「AWG#28」を使用しています。
R19(ロック信号)に緑線を、R18(アンロック信号)に青線を半田付けします。
2本のコードは裏側から中央の穴を通してください。
ゴムスイッチが付いているカバーをを被せてみて
コードがスイッチに干渉しないようにします。
マスタースイッチを組み立てなおす。
コードの途中に結び目を作っておくと、引っぱりに強くなります。
裏ケースの穴を通してコードを引き出せば完成です。
取り出したロック線(緑)とアンロック線(青)は、車速感応ドアロックユニットの緑線と青線に接続します。
マスタースイッチの改造を有料(1,800円)にて承ります。 詳しくはメールにてご相談ください。 |
※写真では半田付け部分が大きく見えますが、実際にはかなり小さいです。
電子部品の半田付け経験が無いかたにとっては、かなり難しい作業です。
実際に回路を壊してしまうかたが多いのでご注意ください。
少しでも不安がある場合は、私に作業依頼してください。
マスタースイッチを外しても車は走行可能です。